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育児のポイント

 

〜OLive保育園が伝えたい育児のポイント〜

伸びゆく芽を支え育てる
 
保護者の方に育児のポイントをお伝えしながら個別懇談などで打ち合わせをして、ご家庭と一緒に子育てをしていくのがOLive保育園の保育スタイルです。親が知識や知恵を持ち親として育つことで、大切なお子様の更なる成長を楽しめるように支援してまいります。
 
年少〜年長、そして小学校から中学高校と子育ての悩みは常にありますが、0〜3歳の乳幼児期の子育てのポイントさえ押さえておけば、子育ては楽に、そして楽しいものになります。
 
ここでお伝えすることが育児の悩みや不安を少しでも軽くするためのヒントになれば幸いです。

子供に身につけさせたい力


今の子供たちが仕事に就く頃、60%の子は「今、世の中に存在しない仕事に就く」といわれています。
私たちが幼い頃、Webデザイナーやスマホアプリの開発、携帯電話ショップ定員などの仕事はまだありませんでした。
自分の子供が将来どのような仕事に就くかは想像できません。
また、今の世の中は情報があふれ、様々な情報を簡単に手に入れることができます。インターネットに接続するパソコンやスマートフォンなどはまさに魔法の箱です。
しかし、その便利さや情報量は使い方によっては非常に危険なツールになることも否定できません。
悪意のある情報も、間違った情報も真偽の不明な情報もたくさんあり、全ての情報を真に受けていたら脳も心も崩壊してしまうかもしれません。時に反社会的な情報を悪意を持って使ってしまう犯罪や問題も多くあります。
 
このような世の中を生きていく子供にどのような力を身につけさせてあげるべきか。
OLive保育園ではこのように考えます。
・様々な状況に柔軟に対応できる力(レジリエンス)
・多くの情報から必要なものを選ぶ力
そしてその根幹には「善悪の判断」ができる心の育ちが必要です。

親としての自信


母性や父性という人間の持っている本能で子育てに取り組んでいただくことはもちろんで必要ですが、今の世の中で、本能だけでは自信をもった育児をするのは非常に困難であると思いますし、不安もたくさんあることでしょう。
しかし、育児経験者や保育士の話、さらには科学的知見によるデータに基づいた子育てのポイントを知ることで、親としての自信が持てるようになっていきます。

子育てにおけるテーマ


もちろん「子供をどう育てるか」というのは大事なテーマですが、もっと大切なのは、親としての自分を育てること。
親は子供にとって、人生最初の教師です。
子供は親の言うことの3割までしか身につかないが、親の行うことはその7割以上を身につけてしまうといわれています。
ですから「こうなってほしいと望む子供の姿」を実現する最も有効な方法は、親自身がまずその望まれる姿を子供の前で示すことです。
親が成長することが、より良い子育てを行っていく上での大切なテーマになります。

子供の発達を知る


【2001世界子供白書(著:ユニセフ「国連児童基金」)】「~子どもが3歳になるまでに 脳の発達がほぼ完了する」と明記されました。
 
<本文より抜粋>
子どもの人生の最も早い時期---出生から3歳になるまで---に起こることが、その後の子どもの生活や青年期の生活に影響を与える。だがこの大切な時期は国の政策、プログラム、予算の面で、どちらかというと無視されてきた。
子どもが3歳になるまでに脳の発達がほぼ完了する。新生児の脳の細胞は多くの成人が何が起こっているかを知るずっと前に増殖し、シナプス(神経細胞相互間の接続部)による接合が急速に拡大して、終生のパターンがつくられる。わずか36カ月の間に子どもは考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的な行動の基礎が築かれる。
~更に本文では~子ども時代の初期では親や家族やその他の成人との間の経験や対話が子どもの脳の発達に影響し、十分な栄養や健康や綺麗な水などの要因と同じくらい影響力を持つ。
この期間に子どもがどのように発達するかが後の学校での学業の成否を決め、青年期や成人期の性格を左右する。
 
誤解を恐れずに言わせてもらうとすれば、上の文章の下線部は昔から今まで変わらない保育スタイルの中で、3歳までの大切な時期に必要な保育を公的な保育システムでは、どちらかというと無視されてきたということにも受け取れます。
さて、その2001年に脳科学の観点からようやく世界が発表したことは、実は日本では「三つ子の魂百まで」という諺で、はるか昔から言われてきたこと。
日本の育児に関する感性や考えの深さがわかります。
特に0歳~3歳期の教育の重要性は、大脳生理学の発達によってあきらかにされ、人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成すると言う事が分かってきたのです。
三つ子の魂百までという諺(ことわざ)は、3歳になるまでに人の一生涯の人格、性格、その後の学力の基礎(伸びしろ)など、その人のほぼ全てが出来上がるという意味です。
 
生後36ヶ月(3歳)までの時期は、とても大切ということです。

臨界期を意識すること


教育関係者の中には臨界期という言葉は厳しいと嫌う先生方も多く、代わりにゆるやかな敏感期という言葉を使うこともありますが、ここでは「この時期を逃してはいけない」という強いメッセージとして敢えて臨界期という言葉を使います。
 
親として子供に様々なことを教えなければなりません。心、技術、知恵・・・たくさん、たくさんあります。
しかし、その全てはいつでも身に付く訳ではありません。
 
人がある機能(たとえば言語や身体能力など)を獲得するためには適切な期間があり、その期間が臨界期または感受性期と呼ばれています。
 
それぞれの臨界期が幼児の期間に集中していることは確かなのですが、脳の領域(感覚野・運動野・連合野など)ごとにそれぞれ臨界期が異なっています。
胎児期~乳児期~幼児期~児童期~青年期 このような発達段階があり、その発達段階に応じて発達課題があります。
また、各段階に応じてさらに細かい発達課題を確認しながら育児を行うことが大切です。
物事を身に付けさせるために適切な時期を見誤らないことが、大切なわが子のより良い成長の為に必要になります。
 
例えば、少し残酷な話ですが生まれたばかりの子猫の目を閉じて10〜14日ほど光を完全に遮断したところ、その子猫は視力を失ってしまいました。
遺伝的に正常な視覚を持って生まれてきても、生後2週間という重要な時期に光の刺激を受けないと、視覚機能は失われてしまいます。「視覚の臨界期」までに、視覚を作る外部からの刺激が必要不可欠だということです。
 
臨界期は視覚だけではなく、聴覚、嗅覚、味覚などの感覚(五感)だけではなく、言葉や言語などの学習にも当てはまります。
 
臨界期は、一生のうちで一度だけです。
臨界期までに一度も使われなかった脳細胞は一生必要ないと判断され、臨界期を越えた時点から消滅していく運命となるのです。盲目になった猫は「視覚」の「臨界期」に適切な刺激を受けなかったため、脳(大脳皮質視覚野)の神経回路はその眼に対する反応性を失ってしまい、結果として盲目となったと言えます。
 
臨界期についてさらに詳しくはこちら
 
このような話をすると「期を逃したらおしまい」と思われがちですが、厳密には「いつからいつまで」という線引きはありません。
その期間はそれほど厳密なものではなく、穏やかな広がりをもった可逆的なものであり、その意味で敏感期(sensitive period)と呼ばれるようにもなりました。
人は一生成長するものですから、臨界期は意識しても絶対ではないということだけは覚えておいてください。
人は一生成長します。
でも幼児期の成長の大きさは計り知れませんので、大切な時期だということはぜひ意識してください。

3歳までの保育(育児)の神髄 ~勘違いをしないために~


3歳までの育児(保育)は、知識をひたすら書き込むことではありません。
様々な経験をさせて、良い刺激をたくさん脳に与えることで「良い頭脳を作る」ことを目的としなければなりません。
様々な手法やアイディアで子ども達が”遊び”と感じる中で多くの経験が出来るような保育(育児)を日々実践することが絶対に必要なのです。
 
そして、その中で最も大切にしっかりと育てなければならないこと。それは礼儀です。そして「ならぬことはならぬものなのです」ということ。
きちんと挨拶をすること。「ありがとうございます」と感謝の気持ちを心を込めて言葉にすること。
弱い者いじめをしてはなりません、卑怯な振る舞いをしてはなりませんという道徳を教えること。
これは小学校に入ってからでは遅いのです。物事を教え身に付けさせるには全て臨界期があることを覚えておきましょう。
しっかり叱ってしっかり褒める。これが幼児期の子育てに大切なポイントです。
 
OLiveでは早期教育を進めていません。本当に大事なのは幼児からの知的教育ではなく、親や周囲の大人達による温かい心つくりなのだと考えています。

保育(保育士・園)の責任 ~園を選ぶポイント~


現在の保育には幼児期の保育がどれだけ大切なのか、保育士の仕事、いわゆる日々の子どもとの関わりがどれだけの責任を負っているのかをしっかりと意識して保育を実践しているでしょうか。
残念ながら職場や日々の不満を漏らしながら怠惰に1日を過ごしているだけの保育士も少なくはありません。
園に、保育士に愛がありますか?真剣に学んでいるのでしょうか?その子の人生を作ってしまう責任を持って保育をしているでしょうか?

OLiveが考えていること、していること


OLiveでは子供一人ひとりの幸せな将来を願い、そのために保育士全員が真剣に学び、一人ひとりの子供の発育発達を把握しながら、毎日の保育内容を計画実施しています。
子供の最大限の成長を応援したい。
そのためには保護者の方との連携が必須になります。
不定期ではありますが、年に数回の保護者との個別懇談を開催して、専門的な保育の観点からお子様の育ち、発育発達の状況をお伝えします。
そして、ご家庭での様子をお伺いする中で、家庭と園の両方でどのように協力し合いながら育児を進めていくかを話し合います。
これはとても珍しいと言われます。
園としては手間も時間もかかります。
しかし保育に手を抜かない考えがあれば、必然的に個別懇談が必要になります。
子育ては家庭の中だけでは困難です。そして園だけでも困難です。家庭と園の両方で綿密な話し合い、打ち合わせの上で一緒に進めなければ子供の健やかな成長は期待することはとても難しいですね。
 
保育園選び ~ある家族の話~