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イベントが無い理由

 

OLive保育園が運動会やお遊戯会などのイベントをしない理由

保育園で運動会やお遊戯会をしないことで賛否両論あります。
しかし、OLive保育園ではこれらをしないことに明確な理由がありますので、少し長文になりますがご一読いただきご理解いただければ幸甚です。

幼児期に最も大切だと考えることを実践するため


「子供は3歳になるまでに脳の発達のほとんどが完了する」
「生後わずか36ヶ月の間に子どもは考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的な行動の基礎が築かれる」
これはユニセフの世界子供白書2001年版で書かれた内容です。
世界子供白書2001 〜幼い子どものケア〜(PDF:7.34MB)
 
もっと噛み砕いて言えば、小学校に入り学生になり勉強ができるできない、友達との付き合いが上手い下手、社会人になり仕事ができるできない、人付き合いが上手い下手など。
この差が生まれるのは生後36ヶ月の間に何を学んだかという差といえます。
 
幼児期、特に0~3歳の間の時期の成長は著しいものがあります。
たった1日の過ごし方やその日の経験で大幅に成長するのを感じたことがある方も多いでしょう。
保育をしていると、このことは非常に強く感じます。
だから毎日の保育を1日たりとも無駄にはできないと考え、真剣に一生懸命に取り組むわけです。
 
大人の1日と幼児の1日は大きく違うということです。
 
例えば、一緒に遊園地にお出かけしたとしましょう。
大人は「楽しかったね」程度の感想かもしれませんが、幼児は自身の成長の糧となる1日になるわけです。
 
成長の糧と書くと、なんとなく心の栄養素的な良いイメージを思い描くかもしれませんが、大切なのはその日その時に幼児がどう感じ何を経験したかです。
「大人に暑い中(寒い中)付き合わされて振り回されて辛い」という経験だったらどうでしょうか。
それが良い心の栄養素になるでしょうか。
この時期の幼児にとって、たった1日の経験が人生や人格に影響を及ぼしてしまうのです。
その影響力をOLive保育園は痛いほど理解しています。
 
さて、イベントの話に戻りましょう。
運動会やお遊戯会は、いわば保護者に見せるためのイベント行事です。
その練習に1ヵ月ほど費やします。
 
幼児の1ヵ月の成長は、はたして大人の何年分の成長に値するでしょうか?
おそらく1年やその程度ではなく、もっと何年分もの成長に値するのではないでしょうか。
 
ですから、これを大人に当てはめると「3年後に親に成果を見せるから、3年間毎日運動会の練習をしましょう」と言っているようなもの。という考え方もあるわけです。
少々極端すぎる話かもしれませんが、そういうレベルの話であるとOLive保育園では考えます。
 
もちろん、運動会やお遊戯会の練習を通じて学べることもあります。
しかし、OLive保育園では0~3歳の保育においては、まだ運動会やお遊戯会でそれほど大掛かりな活動や発表ができるわけでもなく、保護者ご家族様に見せるための練習に貴重な1ヵ月を使うわけにはいかないと考えます。
その代わりに毎日の保育、1日1日の保育の内容や関りに重きを置いて、挨拶や返事、椅子の座り方、スプーンや箸の持ち方、服の脱ぎ方着方、靴を脱いで下駄箱に揃えてしまうなど、一生涯の基礎基本となることを大切に育て身に付けさせてあげたいと考えています。
 
OLive保育園の保育は、そういう意味ではイベントもなく目立つことも派手なこともしないので、とても地味な保育をする園という風に見えるかもしれません。
でも、地味にコツコツとただひたすら毎日誠実に子供の成長を考えて向き合うことが大切と考えています。
OLive保育園の保育に対する考え方

早期の教育もしません


OLive保育園では〇〇教室、華道や茶道、英会話やスイミング、マーチングや和太鼓などは行っていません。
また、脳に刺激を与えて知力を伸ばすような特別な教育も行っていません。
 
特別な教育や早期の教育を施された子は、おそらく小学校入学時点でのIQは高いでしょう。
しかし多くの場合、小学校以降は通常の教育環境になるため、8歳~10歳頃には同じレベルになるということも言われています。
 
また、今ではIQ(知能指数)という認知能力よりも、EQ(心の知能指数)やSQ(社会的指数)に代表される非認知能力と呼ばれる心の力が重要であり、教育や社会において求められているものです。
 
OLive保育園は上記の「生後36ヶ月の間の時期」をお預かりする保育園になるため、人間形成の基礎に影響を与えてしまう場所であることをきちんと理解しています。
 
 
このことを踏まえ、OLive保育園では幼児期に様々な教育を詰め込むことをせず、やはりここでも一生涯の基礎基本となることとして、日本語(国語)の教育と、挨拶・返事・座り方を基本とした躾の教育で、日本人として日本で生活するうえで大切なことを身に付けること、非認知能力の向上に力を入れています。
 
日本語の学びについて
 
もちろん幼児期における様々な教育が悪いと言っているわけではありません。
きっと身に付くこともあるでしょう。
しかし、OLive保育園では0~3歳の保育に特化しているという特性上、一生涯の基礎基本を身に付けられる唯一の時期を大切にして、基礎基本が身に付いていればその先の学びにも大いに有益であると考えています。
 
小学校に入った時に椅子に座っていられない、先生の話が聞けない、挨拶や返事ができないということではその先通用しません。
高いIQを目指すよりも、それ以前の根本となる部分を大切にする保育を実践しています。
 
基礎基本が身に付いているお子さんであれば、もう少し大きくなった4歳5歳そして小学校に入ってからの教育が、きっと実りある学びになるでしょう。
 

行事が無い園なの?


よく聞かれるのが「じゃあOLive保育園は行事をしないんですか?」という質問です。
行事はかなりしっかりします。
というのが答えです。
 
3月~4月にはお花見。
6月後半からは水遊びやプール遊び。
そして7月にはすいか割り。
8月には夏祭りと魚のつかみ取り。
秋には焼きいも会、冬にはもちろんクリスマス会。
1月には餅つき会、2月は節分、3月には保育参観。
 
大きな保育園では実施が難しい行事をたくさんしています。
(すいか割りや魚のつかみ取りを大きな園が全園児でするのは相当な費用と労力がかかるので実施が難しいです)
 
OLive保育園では保護者の方にこのような説明をします。
「ごめんなさい、行事は子供と保育士で楽しませてもらいます」
「行事は子供にとって大切な経験なので、行事に集中できるように保護者の方のご参加は頂いておりません」と。
とくにお母さんからは「いいな」「羨ましい」「参加したい」という声も頂きますが、説明を皆さん理解してくださっています。
そのかわり、写真などで様子をお伝えするようにしています。
 
ただし、年が明けて1月の餅つき会は親子行事とさせて頂いております。
これには理由があり、夏祭りやすいか割り、クリスマスなどは親子で出かければ一緒に経験できるチャンスがたくさんあります。しかし、餅つきだけはなかなか経験できる機会がありません。
さらに餅つきというのは後世につないで伝えて聞くべき日本の伝統文化であり大切な行事です。
ですから、親子行事として園で実施しています。
 
また、3月には1年間の成長した姿を見て頂く参観日があります。
この日も案内には「保護者の方に見せるための特別な演出はありません。普段の姿をそのまま見て頂くだけです」という文面が書いてあります。
本当にありのままを見てもらうだけなので行事としては盛り上がりませんが、それでも保護者の皆さんは家とは違う我が子の成長した姿を見て驚きと感動をお土産に持ち帰って頂いています。
 
 
さらに行事以外にも特別感のある保育を実践します。
たとえば近所の神社の桜が満開になったら、お散歩で桜を見に行くだけではなく、満開の桜の木の下でお昼ご飯を食べるのも毎年恒例の楽しみです。
 
また、近所のホテルの池では毎年かるがもの赤ちゃんが生まれて可愛い姿を見せてくれますが、それを毎年見に行くOLive保育園のかわいい子供たち。
最高の可愛いコラボが見られることを、ホテルの方も楽しみにしてくださっています。
 
小規模少人数だからできることですね。