保育に対する考え方

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OLive保育園の保育に対する考え方

ー 何をどう考え、実施するか
 
 

子供たちは無限の可能性を秘めています。
それは多くの大人が当たり前のように言うこと。
 
では、その根拠は何か?可能性を引き出すためには何をすればよいか?
それは残念ながらほとんどの大人が答えられないこと。
 
子供は置かれた環境の中で様々な影響を受けながら成長します。
ですから、子供が伸びるための適切な環境づくりを基本として、保育のプロとしての知識と技術と自覚をしっかり持った保育士と十分に考えられた環境設定と保育計画の実施が必要と考えます。
OLive保育園は乳幼児期に特化した環境づくりで子供の育ちを支え伸ばします。
 
保育理念・保育方針

生きる意味や喜びを知るために


人を生き物(生物)として見たときに、生物の根本原理として「生き延びる」という前提があります。
豊かな人たる経験が無ければ、ただ単に生存するために生きているだけの一生となってしまうでしょう。
 
全ての人に統一された人生の正解(誰かが決めた正解)というものはないですが、人それぞれの生きる意味や喜びを感じる無限の解答はあります。
自分の選んだ答えを正解にしていくことができる人生は、きっと豊かであると思います。
 
OLive保育園では人生の基礎となるこの時期にこそ様々な豊かな経験をして
将来、生きる喜びを十分に感じられる心の育ちを支援していきたいと考えています。

保育現場は本来、子供を中心に考える場所であるべき


保育園を利用しているのは親です。
そう考えると、保育園は親の利便性を中心に考える場所であるべきと言えます。
しかし保育園は子供が長い時間を過ごしながら育つ場所です。
 
親の利便性を確保することも必要ですが、OLive保育園は子供の育ちを第一に考える場所でありたいと考えています。
そのため、ときには保護者のニーズに応えられず不便を感じることがあるかもしれません。
 
保育園は子供の生命(命・健康)と未来(子供の未来、家族の未来、地域の未来)を大切にお預かりする場所です。
 
より良い子供の育ちが、子供の幸せ、家族の幸せ、地域の幸せと明るい未来につながると信じています。
ご両親、ご家庭のご理解とご協力のもとで、一緒に大切なお子さんを育て、皆の今と将来が幸せであることを何よりも願っています。

保育現場を正しく整える


昨今、保育の現場は書類に追われ、行事に追われ、保育者の心と体にゆとりが無くなっています。
このことにより、本来中心にいるはずの子供が、業務に追われる保育者の都合や園の運営に振り回されているようにも感じます。
 
このことは口に出したり文字にしてはいけないブラックボックスの部分かもしれません。
しかし現場で働く多くの保育士が感じている現実。
 
OLive保育園では運営と保育の環境を見直し、しっかりと子供を中心とした保育を実現できるように心がけています。
 
保育士がキラキラと幸せに仕事ができる環境を整えることで、より良い保育につながることは言うまでもありません。

保護者が自分の子供に惜しみなくたっぷりと愛情を注げるようにするために、園は何をすればよいか考えます。


■温故知新(おんこちしん)

温故知新とは「ふるきをたずねて新しきを知る」(故きを温ねて新しきを知る)という意味で、以前に学んだことや昔の事柄を調べよく学び研究して、そこから新しい知識や道理、見解を得ることです。
 
子育てにおいては、すでに子育て経験や人生経験が豊かな年配者からの教えや、日本の伝統的な子育てを大切にしながら、現代に合わせて応用していくことが大切であるとOLive保育園では考えます。
 
日本の歴史の中で培われた心や知識、文化や風習を忘れず大切に受け継いでいく。
表面的な知識や情報、小手先の内容だけで子育てをするのではなく、中身のある豊かな子育てが中身のある豊かな人格をつくります。

■親としての自信が持てるように

母性や父性という人間の持っている本能で子育てに取り組んでいただくことはもちろんですが、今の世の中で、本能だけでは自信をもった育児をするのは非常に困難です。
 
OLive保育園では親としての自信が持てるように、経験と科学的知見によるデータに基づいた子育てのポイントをお伝えします。

■子育てについて

もちろん「子供をどう育てるか」というのは大事なテーマですが、そのうえで最も大切なのは「親としての自分を育てる」こと。
親は子どもにとって、人生最初の教師です。
親が成長することが、より良い子育てを行っていくうえでの大切なテーマになります。

■早期教育と適時教育

OLive保育園では、幼児期にたくさんの良い刺激を経験することが良い脳の発達につながると考えています。
しかし、早期教育は勧めておりません。
幼児期において本当に大切なことは、知識を詰め込む知的教育ではなく、親や周囲の大人たちによる温かい心を育てることです。
そして適切な時期に体と脳に適切で良質な刺激を与える適時教育です。
これができれば、便利な道具を正しく使うことができます。
心が育っていないと、たとえ便利で世の中のために作った道具であっても間違った危険な使い方をしてしまいます。
OLive保育園は、アットホームな雰囲気の中で豊かで正しい心の成長を願う場所ありたいと考えています。

■子供の発達

【2001世界子供白書】に「~~~子どもが3歳になるまでに 脳の発達がほぼ完了する」と明記されました。
その2001年に脳科学の観点からようやく世界が発表したことは、実は日本では「三つ子の魂百まで」という諺で、はるか昔から言われてきたこと。
日本の育児に関する感覚感性の深さがわかります。
 
特にゼロ歳~3歳期の教育の重要性は、大脳生理学の発達によってあきらかにされ、人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成すると言う事が分かってきたのです。
 
3歳になるまでに人の一生涯の人格、性格、その後の学力の基礎(伸びしろ)など、その人のほぼ全てが出来上がるという意味です。
(ただし脳の成長は可塑性もあり知性は24・5歳頃まで伸びるといわれています)
 
3歳までの育児(保育)は、知識をひたすら書き込むことではありません。
様々な経験をさせて、良い刺激をたくさん脳に与えることで「良い頭脳を作る」ことを目的としなければなりません。
 
それは礼儀や学力につながります。
細かくお話ししてしまうと記載しきれないほどの量になってしまうので割愛させていただきますが、OLive保育園では様々な手法やアイディアで子供たちが”遊び”と感じる中で多くの経験が出来るような保育を日々実践しています。
 
しかし残念なことに、現在の保育にはそのことがどれだけ大切なのか、どれだけの責任を負っているのかをしっかりと意識して実践している園が非常に少ないのが現実です。
園や保育士に愛がありますか?真剣に学んでいるのでしょうか?その子の人格形成、将来に多大な影響を与えてしまうという自覚や責任を持って保育をしているでしょうか?
 
OLive保育園では子供一人ひとりの幸せな将来を願い、そのために保育士全員が真剣に学び、一人ひとりの子供の発育発達を把握しながら、毎日の保育内容を計画実施しています。
 
子供の最大限の成長を応援・支援したい。
そのためには保護者の方との連携が必須になります。
不定期ではありますが、保護者との個別懇談(育児の相談・打合わせ)を開催して、専門的な保育の観点からお子様の育ち、発育発達の状況をお伝えします。そして、ご家庭での様子をお伺いする中で、家庭と園の両方でどのように育児を進めていくかを話し合います。
 
子育ては家庭の中だけでは困難です。
そして園だけでも困難です。
家庭と園の両方で綿密な話し合いの上で進めなければ最大限の効果は期待できません。
 
また、OLive保育園では保護者の方を対象に親のあるべき姿や育児のポイント、テクニックや情報などをデータや科学的知見からお話しする勉強会(OLive会)を開催しております。
これも毎回多くの保護者の方から賛同やご意見をたくさん頂き、また次回の勉強会に反映させております。
 
お子様の幸せな将来のため、OLive保育園は出来ることをできる限り実施して参ります。
ご見学は午前9:30~10:00頃を目安に行っております。
ご連絡を頂ければ日程調整をしますので、いつでも気軽にお越しください。
 
職員一同心よりお待ちしております。
 

子育てに関する情報

OLive保育園から乳幼児期の子育てに関する情報をお伝えします。
一般的な育児本には掲載されない、育児の根幹となる情報です。
ぜひ育児の参考になさってみてください。
 
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